優秀な種豚を供給する会社「イワタニケンボロー」から種豚(GP)を導入し、自社農場内でこの豚から母豚になる種雌豚の生産も行っています。
おいしい豚肉を生産するためには、優秀な血統の豚を必要とします。私は養豚を始めて以来、ケンボローの資質に惚れ込み、ケンボロー一筋を飼育してきました。
また、飼育する豚には、最適な環境を与えることが大切で、最適な環境で育った健康な豚は、スクスクと育ち、皆さまにおいしい豚肉を提供できます。このために、養豚飼養管理マニュアルを作成し、品質管理を行なっています。
消費者の皆さまの笑顔とともに、一志ピックファーム社員や、家族、地域社会が幸せになれることを経営理念としています。
資源循環型社会の構築を目指して、食品残渣の利用をしてきましたが、このたび近在の水田を中心にマニアスプレッダー(堆肥を散布する機械)による堆肥の散布も手がけていくことになり、2015年11月より飼料米の飼料給与も始まっています。
資源循環型の農業を目指し、飼料米を増やして、日本の自給率向上をしていきます。
また、飼料米を食べさせることは、肉質向上にもつながり、臭みのない美味しい豚肉を提供できるようになりました。
他にも、脂肪の質を向上させたり、しまりをよくするために、「オオバコ」「スイカズラ」「ベニバナ」などの漢方生薬を添加しています。
配合飼料はタンクに貯められパイプで各豚舎へ搬送されます。
外部からの疾病を遮断するために、農場への出入りは車の消毒、外部から豚舎への出入りにはシャワー利用を義務付けるなど防疫を前提とした衛生対策に取り組んでいます。
豚舎間の人の移動については要所に消毒槽を設置したり長靴の履き替えを励行したりして安全の確保に努めています。
豚を移動させる時も豚舎の中を一旦、オールアウト(豚が全くいない状態)にし、消毒作業を欠かすようなことはありません。
場内で使用する薬剤や注射針の管理は、基本的にはHACCP(ハサップ)の管理理念の下で使用数などの状況把握、記録を心掛けています。
平成29年初冬には、三重県内で第1号のHACCP認定農場になりました。
また、農場の5S運動に整理・整頓・清潔・清掃・躾、社員全員で取り組んでいます。
良質で安全な豚肉を安定して生産し、そしてお客様に安心して召し上がっていただくために、品質向上に取り組んでいます。
その一環として、養豚飼養管理マニュアルを作成し、豚の健康管理、栄養管理に役立てています。
お客様に安心して召し上がっていただくために、安全な豚肉生産に努めております。
その一環として、毎月、中央家畜保健衛生所に依頼してサルモネラ検査を実施しております。すべての検体においてサルモネラ菌は検出されていないことを確認しております。
ケンボローの種豚にほれ込んで30年が経過しました。
肉豚の肉質向上維持には、良質の血統が欠かせません。自社農場では、原種豚を導入し一貫生産用種雌豚の生産も手がけています。自社内一貫生産体制を確立しています。
現在では新品種“トピックス(ランドレース×大ヨークシャー)”を導入して、生産効率を上げて安価で消費者に豚肉を届けられる様、努力しています。
雄豚は肉質の良いデュロック